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2021.12.06

お七夜とは?命名の方法やマナー・過ごし方を解説!

お七夜とは、生まれてから7日目に赤ちゃんの誕生をお祝いすることをいいます。今回のコラムでは、お七夜の行事の内容や、生まれてから何日目にするのかなどを解説していきたいと思います。

 

お七夜とは?生まれてから何日目?計算方法や数え方を紹介

 


お七夜と言いますが、なぜ7日目なのかというと、昔は、現代のように医療が発展しておらず、産まれてからまだ日の浅い赤ちゃんの生存率は、極めて低いものでした。
抵抗力の低い産まれたての赤ちゃんが、些細なことであっという間に命を落としてしまうことは、決して珍しいことではなかったのです。
7日間無事に生きてくれたことを祝ったことがお七夜の起源とも言われています。

我が子のお七夜はいつなのか?数え方をご紹介します。
お七夜といえば、生まれてから7日目であることは感覚でわかりますが、生後0日からなのか、生後1日目からなのか。気になる方もいらっしゃると思います。

赤ちゃんのお七夜までの日数を計算する場合、1日目は、生まれた当日を指します。

例えば、1月1日に産まれた赤ちゃんのお七夜は1月7日です。

産院や病院などの提出書類などでは、生まれた当日を生後0日としていることがあるため、混乱しやすいかもしれませんが、お七夜の計算は産まれた日から計算しましょう。

 

 

お七夜の由来とは?生まれて7日目じゃないといけないのか?

 

 

お七夜は、日本独自の風習。

産まれてきた赤ちゃんと、赤ちゃんにつけた名前を、その土地をつかさどる『産神(うぶがみ)』様へ報告する日です。

家族や地域の方にも同時に報告することから、報告の儀式は『命名式(または、名づけの祝い)』とも呼ばれています。

一般的に、お七夜と命名式は同時に行うことが多いようです。

しかし、7日目となると、産院に入院している場合が多いので、2週間後など、赤ちゃんとママの体調が安定してくる頃に行う家庭が多いようです。

 

お七夜って何をするの?内容を解説

 

最後にお七夜で行う内容をご紹介します。

【お七夜の内容】
・「命名式」
・「祝い膳を囲んでの食事」
・「記念撮影」
・「手形・足形」

「命名式」
赤ちゃんの名前を決め、毛筆・筆ペンで紙に記します。
親または命名者が奉書紙または半紙・色紙に赤ちゃんの名前を書いていきます。


■正式な命名書の書き方


命名書の「正式な書き方」と「簡略化した書き方」の手順をそれぞれ紹介していきます。
まずは正式な書き方です。

 


奉書紙を用意する
奉書紙を三つ折りにして広げる
一番右側に毛筆で大きく「命名」と書く
中央の右側に「保護者の氏名」と「子どもの続柄」を書く
真ん中に大きく「子どもの名前」を書く
左側に子の「生年月日」を書く
一番左側に「お七夜当日の日付」と「命名者の氏名」を書く


■簡略化した命名書の書き方

 


「命名書」または「半紙」、「色紙」を用意する
右側に「保護者の氏名」と「子どもの続柄」を書く
真ん中に大きく「子どもの名前」を書く
左側に子の「生年月日」を書く


■「祝い膳を囲んでの食事」


お七夜では、お祝い膳として赤飯と鯛の尾頭付きを用意するのが一般的です。
お七夜の定番料理としては、

・赤飯
・鯛の尾頭付き
・お造り
・天ぷら
・煮物(筑前煮など)
・はまぐりのお吸い物

などが挙げられます。

しかし、上記の食事を全て用意するのは大変!さらに「誰が作るのか」という問題もあります。
ママが作るのは、出産の疲労でなかなか難しいですよね。
現在は、出前や宅配を利用したり、お寿司などを買ってきて祝い膳とする家庭も多いです。

 

お七夜について解説しました。

いかがでしたか?お七夜が無事過ぎると、お次はニューボーンフォトの時期です。

お子様の成長の記録を残していきましょう!

 

この記事を書いたスタッフ

新見 (西谷) 祥代

Niimi Photo Studio / フォトグラファー
高校卒業後、美術館勤務で様々なフォトアートに出会う。その後カナダへ留学中に独学で写真の世界に目覚める。2003年にニイミ写真舘に入社以来、数多くのご家族さまの撮影を担当。お客様に寄り添い、声をしっかり聴くことがモットー!とにかく元気で楽しい撮影が大好き。自然体、ナチュラルな撮影が得意です!

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